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フェイスブック離婚が急増している?

[2012.03.10]

パートナーが「フェイスブック」で知り合った相手と不倫に走り、夫婦仲が破綻した。
 
 フェイスブックに代表されるインターネットの交流サイト(SNS)が何らかの形で夫婦の離婚理由にからむ「フェイスブック離婚」とも言えるケースが、とりわけ海外で注目を集めています。
 
 フェイスブックは、原則としてユーザーが実名で登録し、顔写真も公開したうえで近況を書き込んだり、写真を投稿したりできる交流サイトです。仲間との情報交換や、同窓生と旧交をあたためたりするのに適し、日本国内で500万人、世界中で8億人が利用しているとされています。
 
 2004年のサービス開始まで予想もしなかったケースですが、このフェイスブックが夫婦の離婚の主因となる「フェイスブック離婚」について、〈該当するケースが急速に増えている〉という調査結果が、アメリカとイギリスで報告されています。
 
 全米婚姻関連弁護士会(AAML)が、アメリカ国内で2010年に行った調査によると、弁護士会に所属する81%の弁護士が、「SNS上で交わされた会話などを離婚訴訟の証拠として使うケースが過去5年間で増加した」と回答しています。
 
 イギリスでも同様です。離婚に関する情報提供を行っている専門サイト「離婚オンライン」によると、2011年の離婚訴訟で提示された訴状5000通中、33%が「フェイスブック」という単語を含んでいたといいます。これら離婚に至ったケースで上位を占めたのは、(1)フェイスブックで異性に不適切なメッセージを送っていたのが発覚した(2)別居中の夫婦がフェイスブック上で相手を罵倒した(3)配偶者の行動についてフェイスブックの友人から報告を受けた――などだったということです。
 
 ただ、フェイスブックが登場してこの方、米英両国で離婚件数が著しく増加したという事実は認められません。むしろアメリカでは、2009年以来、離婚率が減少する傾向にあるほどです。イギリスでは、「フェイスブック離婚」に関する話題がにぎやかに展開されている一方で、フェイスブックの力を借りて電撃結婚を成し遂げたカップルのエピソードを紹介しているサイトも目につきます。
 
 離婚の理由としても、結婚のツールとしても、利用されるケースが増えたフェイスブック。独り立ちを始めた新しいメディアが、人と人とのコミュニケーションの行方を大きく左右する雄弁な道具として、その地位を飛躍的に高めていることだけは間違いありません。
 【2012/3/8付 読売新聞(ヨミウリオンライン)】


◎プライバシーや、個人情報を守ると言う観点から考えると、フェイスブックなどに限らずですが、人が集まるネットサービスには危険がつきものです。セキュリティソフトは勿論の事、迂闊に個人情報を入力しないように気をつけましょう。

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