闇バイト/セキュリティ対策

こんにちは調査員Yです。(*^_^*)極寒ですね。張り込みが修行のようです。笑

車で張り込んでいる時はエンジンOFFでも毛布でしのげるのですが、問題は屋外です。

身体を動かしながら張り込むと不審者になってしまうので、ジッと我慢しています。

弊社ではIPカメラと言って遠隔（ネット）で監視できるカメラを使い、遠巻きに張り込むのですが、カメラを設置できない場所は従来通り調査員が直視しています。

科学が進歩しても人にしか行えない作業がある事を感謝しなければなりませんね。

さて、今回のブログでは『闇バイト』のお話をさせて頂きます。

今、日本で社会問題となっている強盗事件が、この闇バイトに関係している事は皆様、承知の通りと思います。

闇バイトの首謀者は、大半が半グレと言われ、反社会勢力と繋がっています。

今回の事件の首謀者2人は、数年前に振り込め詐欺メンバーの幹部だったと言われており、フィリピンで活動し、現在は不法滞在でフィリピンの収容所で拘束されていました。

フィリピンの収容所では賄賂問題もあっとようで、お金次第では携帯電話が使用でき、外部との連絡も着く環境にあります。

そこで同首謀者4人は収容所の中から携帯電話を使用して闇バイトの人間を募ったのです。

当然、闇バイトに集まったメンバーはその事は知りませんでした。

【ポイント】

闇バイトのメンバーは何故逃げなかったのか。

自身が犯してしまった罪に苦しみ、犯罪を止めたと思っていた方も居たと思います。

その方達は闇バイト申込みの際、免許証と顔写真を首謀者に送付していたのです。

その事から、バイトを止めれば、自分や家族に危害が与えられると・・・

恐怖支配とはこの事で、犯罪者集団を束ねる時によく使われる手法ですが、このような負の連鎖に陥った時には勇気を持って警察に相談してほしいものです。

弊社では様々なトラブルを解決してきましたが、ネットで知り合った人物を特定する事の難しさを痛感しております。

LINE一つを取ってもアイコンから身元を特定する事は難しく、更には『テレグラム』や『シグナル』といった秘匿性の高いアプリを利用された場合、民間の調査会社には限界があります。

インターネットの正解には国境がなく、反社会的勢力の人と関わってしまう危険もある事を今一度、認識しなければなりませんね。

また、最近あったご相談では（依頼者様より承諾を得ています）、自宅の中の防犯カメラがハッキングされていて盗撮被害にあいました。

理由は二つ考えられます。

?パスワードが簡単であった。

?製品やアプリのプライバシー保護に疑念が持たれた。

家のセキュリティは勿論のことですが、インターネットに於いても怪しいサイトへのアクセスはお気を付けください。

家のセキュリティ対策の於いてはサーチライトが効果有りです。

【写真：1月10日、110番の日に中央町で撮影しました】