企業防衛について

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◎弊社では様々な企業防衛サービスをご提供させて頂いております。今回の本ブログでは皆様方がご自身でも出来るマニュアルをご紹介致します。社員教育のご参考になれば幸いです。
■ご来客について/反社会的団体への対応
1,【窓口担当】ご来客があった際にはきちんと相手を確認する
落ち着いて、相手の住所、氏名、所属団体名、電話番号を確認する事。又、可能であれば車両ナンバー等も控えておく。
2,【窓口担当】用件を確認する
筆記用具を手に(ここが重要)、どんな用件で何を要求しているのか確認する事。代理人の場合には委任状の確認を取る。
※比較的に陥りやすいケースとして窓口担当(事務員など)がきちんとした社員教育を受けていなかったが故に、相手が何処の誰かはっきりしないまま応接室へ通してしまう事です。一旦応接室へ通してしまうと、管理職の者が対応せざる終えない状況にも発展しかねません。
3,【電話担当】こちらにとって有利な対応場所を選定する
TELアポがあり相手が面談を求めてきた際には、相手の事務所へ出向く事は大変危険です。素早く助けを求めることが出来る場所(自社の応接室)など管理権のおよぶ場所で対応するようにしましょう。
4,【事務員】お茶は出さない
お茶を出すことは反社会的団体員が居座り続ける事を容認した事になりかねない上に、湯飲み茶碗を投げつけるなど、脅しの道具に使用されることがあります。
※お茶を出すという事はお客様として認めたという事にもなりかねません。
5,【応接室での対応:1】対応人数は、常に相手の優位に立つ
相手に優位に立つための手段として、常に相手より多い人数で対応する事。又、役割分担を事前に決めておく。
6,【応接室での対応:2】対応の内容を詳細に記録化する
電話や面談の対応内容は犯罪検挙や行政処分、民事訴訟の証拠として必要です。メモや記録、ビデオ撮影を活用しましょう。
※応接室に防犯カメラ(音声記録可)が設置されていたら、相手はアクションを起こしにくくなります。
7,【応接室での対応:3】対応時間を明確に区切る
対応時間が長いと相手のペースにはまる危険度が大きくなります。可能な限り時間を短くするようにし冒頭から対応時間を明確に示しておく事が効果的です。
8,【応接室での対応:4】言動に注意する
巧みに論争に持ち込み、対応者の失言を誘い、言葉尻をとらえて叫弾してきます。『検討します』や『申し訳ありません』は禁句です。
9,【応接室での対応:5】相手の要求に対して、即答や約束をしない
組織的な対応を図るためには最初の対応での即答を避け、組織としての方針を検討した上で改めて対応する事が大切です。
10,【応接室での対応:6】書類作成せず、署名、捺印もしない
詫び状や念書などは、後日に金品要求の材料となる場合があります。署名や捺印は絶対に禁物です。
11,【応接室での対応:7】トップには対応させない
社長や決裁権を持った者が対応すると即答を迫られます。又、次回以降からの交渉では前は社長が会った。今回は会わない理由を言え、などと喰ってかかられます。
12,【応接室での対応:8】機をせず、警察に通報する
不法行為に及んだときは直ちに110番する。この場合には気づかれないように通報する事。
◎弊社では、さまざまな企業様のお役に立てる情報収集能力を備えております。企業戦略や企業防衛の見直し時期の際には是非、お声かけください。