九州管区優秀警察職員に 佐伯署の幸警部補

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佐伯署刑事課の幸晴彦警部補(53)知能・組織犯罪対策係長が、今年の九州管区優秀警察職員に選ばれた。約25年にわたって贈収賄や巨額の詐欺事件などを捜査してきたベテラン刑事。『こつこつ地道にやってきたことが評価されてうれしい』と語った。佐伯市出身。当時交際中だった刑事ファンの妻に県警の受験を勧められ、1979年に採用された。刑事畑を中心に歩み、大分中央署や捜査2課などで多くの事件を担当。印象深いのは2002年の大阪府内の会社の巨額振り込み詐欺事件と、全国的に注目を浴びた08年の県教委汚職事件。県教委汚職事件では取り調べ担当、『重圧が大きかった』と振り返る。「2課事件の捜査は会社の職務規定や帳簿を調べたり、犯罪の裏付けに多くの時間を要する。証拠を積み上げて逮捕したときはほっとする」と語る。徹夜で捜査することも多く、家族旅行は一度も行ってない。「妻から『そろそろ刑事やめたら』といわれるが、退職するまで刑事を続け、治安を守りたい」という。佐伯署では部下の指導もする立場。「パソコンで仕事をするのではなく外を歩いて人を知って知識を得るように」と説いている。【2012年12月14日大分合同新聞より】◎大変、感動的なニュースでしたので、弊社HPへ記載させて頂きました。九州管区で大分県佐伯署から優秀警察職員が選ばれたとの事で、とても喜ばしく、又、幸警部補が25年という長い年月をコツコツと努力を積み重ねてきた賜だと感じました。この姿勢を私共も見習って日々精進していきたいと、改めて感じました。ありがとうございました。