大分耳より情報・示談金?振り込み待った!詐欺被害防止訓練

  • 最新情報

 振り込め詐欺被害の未然防止を図る訓練が8日、竹田市のJAおおいた竹田事業部であった。職員や竹田署員、市内の自主防犯パトロール隊の代表ら約30人が参加し、防犯意識を高めた。
 訓練は、高齢の男性が息子を名乗る男から「女性を妊娠させた。示談金が必要」と現金を振り込むよう要求され、窓口を訪れる―との想定。阿蔵地区防犯パトロール隊の林長男隊長(75)が男性役となった。男性は急いで振り込もうとするが、窓口の女性職員と上司の男性職員が連携。男性に息子と再度、連絡取るよう促し、被害を未然に防いだ。
 医療費の還付金名目で現金自動預払機を使って現金を振り込むことを想定した訓練も実施した。
 同事業部竹田支店の後藤功喜金融係長は「いかに相手を落ち着かせるかが重要だと痛感した。高齢のお客さんも多く、大事な財産が被害に遭わないよう、日頃から防犯意識を高めたい」と話した。
【2012年11月10日 大分合同新聞より】

◎未だ振り込め詐欺の被害が後を絶たず

警察庁の発表によりますと、2011年(1月?12月)の振り込め詐欺の被害発生金額は約110億1,958万円で、ピーク時の2008年に比較すれば減少はしていますが、対前年比34%の増加となっています。事後にATMから引き出された約16億9,942万円を加えると、平成23年の実質的な被害総額は約127億1,900万円となります。
 手口別被害発生状況は、「オレオレ詐欺」が4,656件で約90億560万円、「架空請求詐欺」が756件で約10億3,816万円、「融資保証金詐欺」が525件で約7億2,185万円、「還付金詐欺」が296件で約2億5,397万円と、「オレオレ詐欺」が件数、金額とも最多となっています。2012年(1月?5月)の実質的な被害総額は約49億8,454万円で、ほぼ昨年と同水準です。

 被害者層は、「オレオレ詐欺」は年齢60歳代以上が全体の約90%、「架空請求詐欺」は年齢40歳代以下が全体の70%以上、「融資保証金詐欺」は年齢に関係なく、男性が全体の75%以上、「還付金詐欺」は年齢60歳代以上が全体の約90%となっており、「オレオレ詐欺、還付金詐欺」の被害者が高齢者に集中しています。

 新聞やテレビあるいは警察庁などで騙しの手口を報道し、注意を呼びかけているのに、引っかかってしまう人が多いのです。また、それだけの大金が普通預金にあることに驚きます。騙されるのは高齢者だけではありません。「自分は絶対に騙されないよ」と言っている人、「どうして騙されるのか理解できない」と言っている人でも巧妙な手口に騙されてしまうのです。手口はどんどん巧妙になっています。

 実は3年前、我が家に「振り込め詐欺」の電話がかかってきました。「国税局ですが税金の還付がありますので、今から銀行に行ってATM
操作をして下さい」という内容でした。

「振り込め詐欺」の被害者にならないように、ご家族全員で自己防衛しましょう。